2019年7月6日(土)開催/土木旅と土木飯バスツアー

目的 ・・・一般住民を対象とした見学会を主要地方道一関北上線「旧柵の瀬橋」
及び「吸川放水路」で実施し、県管理の土木施設の観光資源性を検証するため。
・・・・と言うかたっ苦しい裏タイトルの付いた「土木旅と土木飯ツアー」無事終了しました!
室根バイパス工事現場見られなかった事案から、一関土木センター職員さんが頑張ってくれての、昨年10月「柵の瀬橋フライング渡り初めツアー」から、8ヶ月
・・・4月に職員さん異動で前回を知っている方は土木女子の1人だけ。でもさらにパワーアップして皆さん全面協力してくださいました。感謝感謝!!
まずは必殺の「土木弁当」を駅で積み込む。駅弁屋さんの弁当を駅でバスに積み込むという違和感は深く考えない。更に弁当だけ頼んだ人に駅で渡す違和感とかも考えない・・・

いざ出発!まずは、バスで5分ほどの「吸川放水路」入口に到着!お客様は土木センターの職員さんの説明を受けながらの見学開始。

「まるく」さんはというと・・・このタイミングで重要任務に取り掛かる。それは、土木センターの方々から注文を頂いた「土木弁当を渡す任務」である。多くは語らないが「土木男子」の弁当担当?ではないと思うがお渡しして本日の最重要任務無事完了!

見学が進み一段落したところで、担当の方が参加した女子小学生に「こういうの見て面白い?」と聞いたところ首を横に振り「つまんない・・・。」はい!子供は正直です(´;ω;`)・・・

そして次なる見学場所へ、実は最初に見学した場所は「吸川放水路」とはいうものの新山川(読み方不明)の排水場所である。今回中型バスでのツアーを予定していたものの予想を大幅に下回る申込だったため、マイクロバスに変更。中型バスではいけない新山川と磐井川の間にある本物の吸川の排水場所見学も出来た!少ないことは良いことだ・・・(;一_一)

その後釣山を超え、磐井川側の排水口へ!はっきりいっても、はっきりいわなくてもデカイ!幅12m高さ8mくらいである。高速道路の2車線のトンネル並み!ド迫力です!!

参加者一同足元に気をつけながら、トンネル内部で説明を聞きながらの見学。

最後に先程見た吸川の排水場所の明かりを確認して記念撮影(#^.^#)

次は今回の本丸「柵の瀬橋解体現場」へ移動。まずは新、柵の瀬橋の舞川側へ・・・

ここからは新旧両柵の瀬橋がよく見える!ここでまずは柵の瀬橋の説明を受ける。

驚きなのが(゚д゚)! 今回のツアーのためにこの場所までバスが入りやすいように道路を整備していただいたとのこと、またまた感謝感謝(*^-^*)

その後、解体現場へ移動。立ち入り禁止エリアに入る特別感はたまらない。

目の前の旧柵の瀬橋の青い部分を緑の橋のようなものを足場?にして解体してる迫力に驚き!この中途半端表現は担当の方の説明を聞いてませんでした・・・(>_<)

旧柵の瀬橋をバックに本日2回目の「記念撮影」♪

次は川崎町に移動して待望の昼食!!!「土木弁当」のお披露目です♬数日前に情報は入ったものの本物を見るのは初めて!ちくわ土管ありの、卵焼きクレーンありの、たまごヘルメットありの、鮭の橋ありの、肉団子鉄球ありの・・・しかも全部芸が細かい!そして美味い!皆さん満足。「普通に商品にして売ればいいのに」「この中身で自宅の一週間の献立が出来た」など、様々な感想が聞けました!斎藤松月堂さん無茶なお願い聞いてくださりありがとうございました(#^.^#)

お願いする段階で「土木弁当作ってください」とお願いして「どういう感じで?」と聞かれ、「すべておまかせします」と丸投げしたのは事実です・・・。素晴らしい『土木弁当』ができました☆

午後は「ゆはず」乗船。

念願だった柵の瀬橋まで、上ってくださり乗船後は皆さん大満足のご様子。次回は下流の調査でツアーを組んでみようかな?と思う次第です☆
その後、道の駅かわさきでお買物をして、一ノ関駅で無事解散となりました。

岩手県がインフラツーリズムに興味を持ち動き出してくれたことは非常に感謝です。「前例がない」という理由で断ることは簡単ですが、内部で研究を重ね安全を確保し民間ツアーにも開放した事は素晴らしいことだと思います。最初に岩手県との交渉に動いた「いちのせきニューツーリズム協議会」にも改めて感謝いたします。

前例は作ってしまえば動きやすいものです。岩手県管轄のダムやトンネルなどもたくさんあります。それらを観光活用し、岩手県は公共工事への理解。民間は観光誘客にこれからも活用できたらと思います。

最後はちょっといい事言った!!真面目に締めてみた・・・ドライバーでした!!