H29.9.26/第13回開催~今の木樵と昔の田んぼ~
今回ツアーは参加人数は少なかったものの、その分色々なものが間近に見られて、参加者の皆さんはとても満足そうでした。
まずは『現代の木樵』一ノ関駅から約1時間と同じ一関市大東町京津畑の山がっこ前で、一関地方森林組合の担当者と待ち合わせをし、そこから砂利道林道を走ること約10分・・・伐採現場に到着。参加者の皆さん、まずは輪切りの杉の木に食いつきます・・・「鍋敷きに良い」「小物のディスプレイになる」・・・そこじゃない・・・なんとも発想豊かな人たちでございます♪
担当の方から、伐採の説明を伺う植林した山でも所有者が分からなかったり、遠くに住んでいたりでなかなか、うまく話は進まないらしく、それでも間伐が必要な山は補助金の紹介をしたりして地道な営業で受注を頂いたり、樹齢50年クラスの杉の木がある山は、買取金額の提示をしたりして営業しているようです。又、木造3階建が法的に許可されているとは言え、実際はその他の広報と比べ設計・施工も高額、木材がなかなかうまく流通しないお話などもお話して頂きました。
貴重なお話の後は、最新鋭木樵マシーンの実演です!!木を伐採し枝を落とし、なんと切断まで1台でやって優れものマシーンの登場!!
ベースは小松、アタッチは岩手が誇る企業イワフジ!ガタガタ、ガブッ、ギュイーン、シュン、バタッっと樹齢50年の杉の木を1分ちょっとで8Mサイズの材木に加工してしまいます。チェンソーの肉体労働の時代ではないようです・・・。もちろんユンボはAC付きです。
体験もさせて頂き、バスに戻ろうとすると参加者のおねー様方「輪切りもっと欲しい」とのこと・・・急きょ作って頂きました。
昼食は当日のお楽しみということで、皆さんワクワクしながらの会場到着・・・『京津畑交流館「山がっこ」』でお弁当を頂きました。少ない量を数多く、岩魚の甘露煮や栗ご飯など美味しく頂きました。
次に『みちのくあじさい園』で加工場の見学です。下見の際にはワゴン車だったため園内まで入れましたが今回はマイクロバスなので園内に入るのは、ちょっと無理かも・・・っとあじさい園の担当の方に問い合わせてもらったところ「よほどの大型バスじゃない限り大丈夫!」ということで本日2度目の林道走行。現地に到着、担当の方が一言「この大きさのバス入ったの初めてだな・・・」ん・・・??話が違う・・
よくあることです(笑)収穫場所見学後、あじさい加工場に当初セキュリティーの関係上、見学できない予定だったプリザーブドフラワーの加工工場も見せて頂き、お土産まで頂き一同感謝感謝でした。
そして最後に『金山棚田』へ。ちょうど夕暮れ時で稲が黄金色、夕日が当たって杉林も稲と同じ黄金色で絶景を見ることができました。
せっかくなので駅に向かう途中の遊水地堤防の上を通る道(本日4回目の砂利道走行)から新幹線高架と大規模な稲刈り直前のきれいな田んぼを見て、棚田の小ささと、遊水地の大きさを見比べてツアーが終了しました。
今回、募集開始が遅くなりご迷惑をおかけしました。参加してくださったお客様からも「次回は早く日程を決めて!」と言われてしまいました・・・。14回目も開催いたしますので皆さまのご参加お待ちしております♪