晴れた~~~~~!!一関の「和」を満喫する「久保川イーハトーブ世界、紅葉ツアー」大満足終了!!!しました。
 一度は諸事情で開催が危ぶまれましたが、皆様のご協力で無事催行することが出来ました。大感謝です。
 まずは、フルリノベが完了した「玉叢庵(ギョクソウアン)」にて、南部神楽 達古袋神楽を鑑賞。初めて南部神楽を鑑賞しましたが、ストーリーが有り、変な言い方しますと「初心者でもわかりやすく鑑賞できる神楽」でした。目の前で見る迫力はすごいものでした。
 「玉叢庵」に少し触れますと、日本初の樹木葬。知勝院の施設で、古民家を大規模リノベした、宿泊施設、蔵の喫茶施設、メインの会館を備えた複合施設で、3.11の震災で被害を受けた、松島 瑞巌寺の木材を床材に利用したり、敷地の木を切って製材した木材を利用したりと、一年位かけて出来上がった施設です、災害時の対応も考え、ソーラーパネルに大容量の蓄電設備も備えてます。この施設だけでも一見の価値ありです。

           迫力の『達古袋神楽』を動画でご覧下さい♬

  

玉叢庵から、知勝院 に移動して、セミナーハウスで和菓子体験。
一関の老舗和菓子店 松栄堂さんの職人さんに来ていただき、秋の和菓子、柿、栗などの和菓子をつくりました。職人さんのお手本を見ていると簡単に仕上げていきますが、そればプロだからであって、いざ作り始めると皆さん悪戦苦闘!とはいえ、職人さんの上手な指導で立派に出来上がりました。火も刃物も使わない食べ物を作る体験、小さなお子様にも多く体験してもらいたいと思いました。

待望の昼食は、斎藤松月堂さんの「紅葉弁当」秋の味覚弁当お願いしますと、いつの間にやら紅葉弁当にタイトルが変わってました。それはさておき、岩手の食材を多く使い、なんと松茸入り。蓋を開けるとパット見同じものに見えても、中に、牛肉が隠れていたり、鶏肉が隠れていたりと楽しめました。個人的には「茄子の田楽味噌」が最高でした。

 お腹がいっぱいになった後は、里山紅葉散策。そうです、運動です。佐藤研究員の案内で、様々な動植物の観察、中でも「なるほど」と思ったのがカエルは体温が低いので素手で触るとカエルがやけどをしてしまう。とのこと。みなさんカエルを観察する際は手袋をするとか、自分の指を冷やしてから触るなどをしてカエルに優しくしましょう。
 紅葉は少し早かったかもしれませんが、色づいてる木々も多く一時間の散策があっという間でした。

散策の後は、体験で作った和菓子を、抹茶で味わい休憩。自分で作った和菓子を食べながらの休憩でした。見た目はともかく、ベースは松栄堂さんの材料!美味しいに決まってます。

 最後は、予定にはなかったものの、「 香月窯」で、年に2度しか火を入れない窯に本日朝火を入れるとのことで、急遽見学へ。窯は砂利道を登った上の方。グラグラ揺れながらのオフロード走行のバス。これも一つのアトラクション!だって、歩くの嫌なのですから・・・火の入れ方や、以前焼いた作品鑑賞などもしました。意外に人気だったのが、人懐っこいシェパードのマリちゃん。帰るタイミングなのに皆さんバスに乗らずマリちゃんと遊んでました。※犬の写真は撮り忘れました。

 当店は今回のような着型ツアーを色々企画催行するのですが、毎回思うのは、当店の宣伝力のなさや、募集時に良さをうまく伝えられない表現力のなさで、参加者が少なく快く受け入れてくださる各施設や企業の方々に申し訳けない気持ちでいっぱいです。確かに、里山再生をしているところや、神楽、焼き物などは全国にあります。しかし、知勝院の樹木葬は、全国で一般的になりつつある、一本の木の周りに小さい墓石を置くものとは違い、本物の木を植える「人は自然に帰る」自然再生の意味もあります。日本初の樹木葬は「知勝院」です。ここにしかありません。神楽も「達古袋神楽」はここにしかありません。「香月窯」もここにしかありません。
 一関にしか無い素晴らしいものを官民一体で世界中に伝え、皆さんに見に来てもらえることを願います。

参加してくださった皆様。 ありがとうございました。毎度のゆる~~~い進行で失礼があったと思いますがお許しください。真面目な進行は苦手なもので・・・

今回ご協力頂いた、
久保川イーハトーブ自然再生研究所 様
http://blog.livedoor.jp/kubokawablog/
知勝院 様
http://www.jumokuso.or.jp/
松栄堂 様
https://www.shoeidoh.co.jp/
斎藤松月堂 様
http://saito-shogetsudo.jp/online/index.php
香月窯 様
https://artcenter-cube.wixsite.com/artcentercube/blank-2

本当にありがとうございました。地元の皆様のご協力があってこそのツアー皆様の素晴らしさをこれからも伝えていきたいと思います。